情報とはしないことを決めるためにある その2
以前同じタイトルでブログを書いたのだが、最近身近にあったネット通販会社の事例があったので紹介します。
ネット通販の会社が販売実績を把握することの一番の目的は何か?それは売れている商品を把握するためか?それとも売れてない商品を把握するためか?
答えは売れていない商品を把握するためである。なぜなら①その商品を廃番にする②その商品をそのままでは売らないなど(SETにする、見せ方を変えるなどの方法はある)、しないことを決めることができるからである。少なくとも売れていないのだから、今より悪くなることはないし、その後の施策に対して効果検証できる。
また別の視点から言うと、売れているものを把握したとしても、「今は扱っていない商品群で、実は売れるもの」にはなかなか辿り着けない。
よって、売れていない商品を把握することで、売らないという決定をすれば、確実に前に進むことができるといえる。